2025.3.11
My birthday
and
My daughter's birthday
【38w0d】【0y0m0d】
🤰帝王切開レポ
今回2度目となる『反復帝王切開』
2回目という事で癒着があり、1回目よりも長い手術時間となりましたが
無事に長女を出産する事ができました。
今回の手術レポです
STEP.1術前処置
前日に剃毛。
手術当日は手術時間前に胃薬と抗菌薬の点滴をします
手術着・術用ショーツを着用し、臍帯血保管用のステムセルの採取キットを持って、手術室へと移動。
髪をまとめキャップを被ります。
(マスクもつけますが、手術室が産まれてくる赤ちゃんのために高めの室温設定にされており、めちゃくちゃ暑かった…)
足には前日のシャワー後から弾性ストッキングを履き、肺血栓塞栓症になるのを防ぎます。
STEP.2麻酔
脊髄くも膜下麻酔法
背中の皮膚の表面に痛み止めの注射をした後、背骨の中のくも膜下腔という場所に痛み止め(局所麻酔など)を投与して手術部位の痛みをとります。
第一子の時もそうでしたが、麻酔を入れる際に背中を丸める必要があるのに大きなお腹が邪魔をして自力では全然うまく丸める事ができない💦
お手伝いしてもらってなんとか丸まりましたが、1回目でうまく麻酔が広がらなかったらしく、再度やり直しに
この姿勢が辛いので、暑さも重なって本当にしんどかった
痛みはほとんどありません。
背中や腹部、肩の辺りにひんやりしたものを当てられ、冷たさを感じるか否かのテストを何度か繰り返します。
帝王切開の手術時間の中で、私はこの時間が1番苦痛です
STEP.3手術開始
いよいよ手術開始👨⚕️
やっぱり手術室が暑くてたまらない🥵
赤ちゃんを取り出し、処置を施し赤ちゃんが部屋から退室した後は大人が快適な室温まで下げてくれるのですが、それまでは産まれてくる新生児に合わせて軽く蒸し風呂状態💦
手術中は痛みは全く感じないものの、皮膚を触られている感覚や引っ張られている感覚は残ります。
また、術中に膀胱留置カテーテルも入れられます。
赤ちゃんを取り出す際、お腹をグッと押されます。
STEP.4赤ちゃん誕生
何よりも待ちに待っていた瞬間
今まで生きてきた人生の中で、最も幸せな瞬間です。
『今出てきますから、こちらを見ていてください』
と、助産師さんに声をかけられます。
元気な産声と共に目に入るのは
真っ赤なお顔
小さなお手手 身体
大切な大切な
初めてこの目で見る我が子です。
触れる事もできたのだけれど
なんだか壊してしまいそうなくらい小さくて繊細で…
恐る恐る触れては、感激しました。
生まれてきてくれて
本当に本当に本当に
ありがとう。
STEP.5縫合
元気な産声を聞いて安心した後は、私自身は子宮の縫合をされます。
止血を確認した後、腹膜、筋膜、皮下組織、皮膚の順に縫合。
私の場合は横切開です。
臍帯血の保管もここでされました。
取り出した後の処置時間は第一子の時よりもかかった感覚があり、
手術時間も今回第二子の方がやはり長かったです🕰️
STEP.6手術室で内診・レントゲン
手術終了後は、血圧、脈拍、呼吸の状態などを確認し、内診そしてレントゲン。
そしてここで呼吸心拍モニターを装着します。
全てが終わった後、2時間半後くらいに部屋へと戻りました
術後の経過
術後は当日は禁食。
帰室2時間後から飲水が可能になり、6時間後から90度までベッドが上げられるようになり、持ち込んだ流動食が摂取可能になります
(耐えられず食べてしまった…爆)
翌日から普通食になり、翌々日からシャワー解禁。
当日の夜から術後3日目の朝まで、朝・夕 1日2回 お腹への抗血液凝固剤の注射があります
翌日から歩行訓練が始まり、自力歩行ができるようになると、血栓症予防の為の両足のポンプ・膀胱留置カテーテル・呼吸心拍モニター・点滴が晴れて外れます✨
『帝王切開は産んだ後が痛い』
と言うけれど、第一子の時も今回第二子の時も、それは変わらず。
でも今回は痛みはさほど強くなく、吐き気の方がツラかったです
無事に産まれてきてくれた。
私たち夫婦の子供になってくれた。
それだけで死ぬ程幸せです。
奇跡的に私と同じ誕生日に産まれてきてくれた
天使。
この小さな命を
大切に大切に
守っていこうと思います。