帝王切開にて第一子を出産した2022年12月14日。

 

術日をゆっくりと振り返ることができるまでに回復したので

手術の流れをまとめましたPCスター

 

手術当日の流れはこちら下矢印

 

以下、実際の手術の流れになります下差し病院

 

腹式腹膜内帝王切開術

 

帝王切開となった原因

【児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)】

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赤ちゃんの頭が母体の骨盤よりも大きい場合や、骨盤の形によって産道をうまく通過できないと判断された場合。

 

 

STEP.1手術前の処置

 

前日に剃毛。

手術当日は午前中にレントゲンと心電図の検査を行い、手術時間前に胃薬と抗菌薬の点滴。

手術着・術用ショーツを着用し、手術室へと移動、髪をまとめキャップを被ります。

(マスクもつけますが、手術室が産まれてくる赤ちゃんのために高めの室温設定にされており、めちゃくちゃ暑かった…ガーン)

足には弾性ストッキングを履き、肺血栓塞栓症になるのを防ぎます。

 

手術室へ呼ばれてからはすぐで、あっという間に手術台へと上がっていました。

 

STEP.2麻酔

 

脊髄くも膜下麻酔

皮膚の表面に痛み止めの注射をした後、背骨の中のくも膜下腔という場所に痛み止め(局所麻酔)を投与し、手術部位の痛みを取ります。

‘おへそを覗き込むように丸まって下さい’

と言われるのですが、大きなお腹が邪魔をするのと、緊張で全然うまく丸々ことができずガーン

2人がかりで丸まらせてもらい💦背中に注射。

最初すこ〜しチクっとしただけで、それ以降は何も感じずあんぐり

そこから麻酔科医が冷たい器具を使用して、冷たさを感じるか、麻酔が効いているかの確認を何度もしていました。

麻酔後、導尿の処置。

 

手術台に横になった瞬間くらいから、緊張感がMAXに。

なんと、ここまできて逃げ出したくなるような気分えーん

 

STEP.3手術開始

術中は主治医や麻酔科医、研修医、助産師さん、色々な方々が励ましの言葉をたくさんかけてくれて、とても和やかな雰囲気で手術が行われていましたスター

お腹は痛みは全く感じないものの、触られている感覚やグイグイと引っ張られている感覚は残り、なんだかとても変なカンジ驚き

切り方には2種類あるようですが、私は横切開です🗡

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STEP.4赤ちゃん誕生

 

私自身は絶賛手術中ですが、途中助産師さんから

‘こっちを見ていて下さいねびっくりマーク赤ちゃんを連れてきますからびっくりマーク

と指示が。

お腹をガチャガチャ手術されながらも、一生懸命自分の左側に視線をやっていると、

 

 

‘おめでとうございます〜拍手びっくりマーク

 

 

先生方に口ぐちにこう言われた数秒後、待ちに待った瞬間が。

 

 

おぎゃ〜〜〜〜大泣き大泣き大泣き

 

 

我が子が、とっても大きくそして力強く

産声をあげてくれました。

 

その瞬間、両目から一気に溢れる涙。

研修生の手を握りながら、ただただ溢れる涙をそのままに、我が子がこの世に誕生してくれた感動を噛み締めるのでした。

 

そしてずっと見つめていた自分の左側に、胎脂に包まれ、顔を真っ赤にして泣く

まさにたった今、産まれたばかりの我が子が。

 

‘触ってあげて下さい’

 

やっと目にして、そして触れられることができた我が子。

 

あの時あの瞬間のあの感動を、私はこの先一生忘れない。

 

STEP.5縫合

元気な産声を聞いて安心した後は、私自身は子宮の縫合をされます。

止血を確認した後、腹膜、筋膜、皮下組織、皮膚の順に縫合。

出産という大役を終えたので、あとはもう

‘早く終わってくれ…’

ただただ、これだけでした。

 

臍帯血の保存を申請していたので、ここで臍帯血の保存も行われたようです。

 

STEP.6レントゲン・手術室で休憩

手術終了後は、血圧、脈拍、呼吸の状態などを確認し、レントゲン。

麻酔で下半身を動かすことができないので、先生方に身を任せ、ベッドの移動や検査に移ります。

動かそうとしても全く動かない脚、

‘麻酔が切れず、このまま半身不随になったらどうしよう…’と、

超怖かったです。

 

しばらくして部屋へと戻り、ベッドの上で寝たまま我が子をこの腕で抱っこできるのですが

手術当日は禁食で、手術直後は我が子を抱っこしながらも吐き気が💦

吐き気止めを点滴してもらいましたが、辛かったですオエー

 

 

お腹から出てきてくれた瞬間、取り上げてくださった主治医の一言目が

 

‘立派だね〜〜びっくりマークこれじゃぁ下から出てこないわびっくりマークもっと早く判断してあげればよかったね〜’

 

なんてこった笑い泣き

思わず笑いましたw

 

我が子に会え、ステムセルの方が臍帯血を受け取りに来てくれ、無事に帝王切開終了です。

 

術後の経過

 

術後は翌日から普通食になり、翌々日からシャワー解禁。

翌日から術後3日目の朝まで、朝・夕 1日2回 お腹への抗血液凝固剤の注射がありました予防接種

 

定期的に傷口のチェックがありましたが、順調に綺麗に回復してきているようですOK二重丸

 

‘帝王切開は産んだあとが痛い’

よくこう聞いていましたが、想像以上でした…

 

痛み止めをもらえるものの、襲いかかる傷口の痛みと後陣痛。

寝返りをうつのも、ましてや立ち上がったり歩いたりするのも一苦労で、

今思うと、術日翌日から歩行練習をしていたのは、一種の産後ハイの状態だったのだと思います。

今でも、痛み止めが切れると重たい痛みが出てくることがあります💦

悪露はまだ続き、傷口にはテープが貼られているのですがだんだん痒くなってきてしまいました不安

 

でも、どんな痛みも苦しみも、元気に産まれてきてくれた我が子の顔を見ると一瞬で全て吹き飛んじゃうんだから

やっぱり赤ちゃんのパワーってすごいおねだり

 

 

術後9日目になりますが、もうすでに思うことがあります。

 

あの日あの瞬間に戻って、もう1度あの感動を味わいたい、

 

 

もう一度、この子を産みたい。

 

 

 

以上、私とおもちの帝王切開・出産レポでしたうさぎのぬいぐるみ花

 

 

2022.12.14 

産直後 ベッドの上で私の腕の中へ来てくれた我が子。