ぎをん桃庭を出て右を見ると、突き当たりに建仁寺の北門が見えます。
それでは、行きましょう。

最古の禅寺・建仁寺。
スッキリ爽やかな青空です。
少し歩いて、本坊からお寺の中に入ります。
とても静かで、ちょうど良い薄暗さが心落ち着きます。

奥へ進むと、俵屋宗達の『風神雷神図屏風』や、海北友松の襖絵『雲龍図』などの美術品が目の前で見られます。
展覧会より、ゆっくり落ち着いて自分のペースで鑑賞できるのが良いですね。


枯山水の前庭『大雄苑』
広い枯山水のお庭を、座って静かに鑑賞できました。
不思議なことに、ただただ見ているだけなのに、スッキリと気持ち良いです。

その後は、スリッパに履き替えて法堂へ。
法堂の中は
天井画『双龍図』
うわあああ…って、思わず声が出てしまいました。すごーぃ迫力!!
これが撮影可なんて、太っ腹だわ。

外から見た法堂。
敷地がとても広く、整然としているので、お散歩するだけでも心地良いですね。

三門。
大きくて立派ですが、残念ながら通り抜けはできません。

この日(3/12)はとても暖かくて、早くも桜が数輪咲き始めていました。

思うようにいかない事ばかりの今年の三月だけど、もう春は来ているんですね。

ああ、来てよかった。
スッキリした顔で、建仁寺を後にしました。

明日へ続く。