小学校が閉校しました。
玄関の掲示板は卒業式の日のまま、時を止めていました。
「右側のお花畑を歩こう。」
子ども達は、こんなふうに集団生活のルールの基礎を学んだんだなあと、改めて実感。
我が家から、給食の時間に当番の子ども達が廊下に並ぶ様子が見えて、顔がわかるはずもないのにattack母さんは息子くんをさがしたものです。
らとくま「私が学校に通ったわけじゃないけど、寂しいわね…」
私も昔、こういうの使った授業を受けた事を思い出しました。算数苦手だったけど(^_^;)
もう子ども達に演奏してもらう事はないのですね。
なんだか、これ以上ここにいたら切なくて泣いてしまいそうで、足早に玄関に向かいました。
らとくま「最後に、来て良かったわね。」
四月から、お隣の小学校と合併して、新しい学校がスタートします。
昨日午後から、最後のオープンスクールがありました。もちろん、子ども達はもう誰もいません。
らとくまを連れて、数年ぶりに校舎の中に入りました。
小学校らしい、段差の低い階段を上ります。
子ども達は、こんなふうに集団生活のルールの基礎を学んだんだなあと、改めて実感。
４階。６年１組の教室。
息子くんも、数年前この教室にお世話になりました。
今日その廊下には、無造作に机が並んでいました。
３年生の教室には、大きな算盤がありました。
らとくま「5.008.400ね」
らとくま、算盤もわかるのねぇ…
音楽室の前に置かれた古いオルガンや木琴。
とても寂しそうに見えました。
本棚には、朝読書用の本が置かれたままになってました。
もう、このままなのかな…誰か持って帰ってあげたら良かったのに…
深呼吸して、校庭に出たら
真っ青な空と、五分咲きの桜が私達を見送ってくれました。
うん。
お世話になりました。
ありがとうございました。
さようなら、小学校。