am.11:05。時間がありません。あと55分くらい?急いで書きましょう!
本日10月27日は「テディベアの日」だそうです。昨年もこの日に、らとくまの事を書いたので、今日もそうしようと思います。
27年前の9月15日のお話です。
当時、私は札幌に住んでいました。
attack母さんが、attack母さんになるもっと前のことす。その時、現在の長男と同じくらいの年齢だった私は、遊ぶことと洋服が大好きな若い女の子でした。
大通り公園のすぐ側にMALSAというファッションビルがあって、いつもそこに入り浸っていました。
らとくまは5階か6階の雑貨店に売られていました。
今はすっかりくたびれたオバチャンぬいぐるみですが、当時お店の店員さんが「こんな可愛いベアは見たことがない!」と言うほどの可愛らしいぬいぐるみでした。
手元にあるお金ギリギリの値段でしたが、買いました。
ホントは「敬老の日」のプレゼントを買うお金でした。
買ったぬいぐるみをプレゼントにしようか…とちらっと思いましたが、その後友達と遊びに行った私は、その日結局おばあちゃんの家に行きませんでした。
らとくまは、こうして私のぬいぐるみになりました。
でも、最初の頃はいろいろ気になって、あまり可愛がっていなかったのです。
私はそこの洋服が大好きで、お小遣いやお年玉、バイトで貯めたお金の大半をつぎ込んでいました。
テディベアのプリントや刺繍が大好きでした。
「なんとかみんなと違う着こなしをして、オシャレと思われたい!」
そして思いついたのが、着飾って「可愛いぬいぐるみのらとくま」を連れ歩く事でした。
あちこち連れ歩いて、行く先々で「このくまちゃん可愛い!」と言われ…らとくまと私は相棒になっていきました。
それから27年。
結婚して大阪に来たり、迷いながら子育てしたり、笑ったり、悩んだり…いろんな事があったけど、ずっと私を見ていてくれたらとくまです。
これからもそばにいてね。私だけじゃなく、こぶた達も頼りにしてますね。
でも時々頼りすぎてしまうから、みんなで気をつけなきゃ。らとくまも大事にされなくてはいけないお年頃。
そろそろ休ませてあげた方がいいのかな……
と、真剣に考えています。




