こんにちは、ぼくはケロです。
これは最近買ってもらったお気に入りのリュック。
今日は、少しだけぼくの話をするね。
良かったら、聞いてください。
どうぞよろしくお願いします。
ぼくは、attack母さんの息子くんが、友達からもらったプレゼント。
その子も、ぼくと同じピクルスをいつも連れていた。
ぼく達は、通学かばんのリュックにさげられて、月曜から土曜まで学校へ行った。学校で顔を合わせるのがぼく達の楽しみだった。
通学に使う電車はいつも満員で、リュックから外れないように、必死だった。
ぼくがいなくならないように、息子くんがいつも両方の足をギュッと掴んでくれてたから、だんだん僕の足は、ねじれてるのが当たり前になってしまった。
でも、大事に思ってもらえて、ホントに嬉しかったんだよ。
季節が4つ進んだ
ある日
ぼくは、突然リュックから外された。
息子くん、その友達とトラブったんだ。
「ごめん。もうケロを学校へ連れていけない。」
と言われた。
きっと、仕方ない理由があったのかもしれないよね。
でも、悲しかった…
「ケロをよろしくお願いします。」
ぼくは、息子くんの手から、ぬいぐるみ好きなattack母さんへ託される事になり、その日からこの町の住人になった。
最初、町には1人も知り合いがいなかったから、つらくて寂しくて…メソメソばかりしていた。
そうしたら
それが、ちびたんと、お兄さんのきのたん。
嬉しかったなあ。
ぼくと、ちびたんはすぐに仲良しになった。
今は、毎日楽しいよ。
ルーニーちゃん先生にも出会えたし、パオンも新しく仲間になったからね。
あのね。
ねじれている自分の足を見ると、電車に乗って学校に行っていた頃を思い出す事もあるけど…
でも
平和で健康なのが一番だからね。
今が一番と思ってる。
今日は、ぼくの話を聞いてくれて、ありがとう。
嬉しかったです。
ケロでした。







