パンダ・リュックさんがモノクロルームに遊びに来てくれました。
パンダ「やあ、みんな久しぶり!」
らとくま「いらっしゃいませ。よく来てくれましたね。」
みんな「こんにちは!」
パンダ・リュックさん、みんなにお土産を持ってきてくれました。
パンダ「これ、みんなでどうぞ。」
らとくま「ありがとうございます!開けてみてもいいかしら?」
袋の中には、チョコレートを挟んだラングドシャクッキーが入っていました。
みんな「わーい!どうもありがとう!」
丁度おやつの時間になるので、パンダさんも一緒にクッキーを食べることにしました。
クッキーは全部で7枚。内訳は、ピンク色のスイートが2枚、紫色のミルクが2枚、ベージュ色のコーヒーが3枚です。
らとくま「みんなは、どれにする?」
バロ「スイートがいいな!」
タロ「タロも!」
ハロ「えーと、ハロも〜」
どうやらアロもスイート味を希望しているみたいです。
みんなの意見を聞いて、焦ったパロがさっとスイート味を取ると、走ってどこかへ行ってしまいました。
残ったクッキーはスイート1枚。ミルク2枚。コーヒー1枚。
ハロ・バロ「じゃ、ミルクに替える!」
とあっという間に意見を切り替え。
結局スイート味を、アロとタロで争うことになりました。
ジャンケンポン!でタロが勝ちました。
タロ「やったーー!」
なんとかして!という目でらとくまに訴えるアロ。
バロ「(๑¯ㅁ¯๑)えーー…」
ハロ「んーー(๑¯ㅁ¯๑)スイート味も我慢したのに〜」
ついにアロが泣き出してしまいました。
せっかくお土産を持ってきてくれたパンダ・リュックさんも悲しい顔をしています。
そこへ
パロがスイート味を持って、戻ってきました。
パロ「ねえ、アロ。じゃ、パロのスイート半分あげるから、アロのコーヒーを半分パロにくれる?」
アロも涙を拭いてニッコリしました。
パロ「パロがはんぶんこに分けてあげるね。」
みんなもほっとしてクッキーを食べ始めました。
いただきま〜す!
えーと…
はんぶんこに見えないのは、私の目が悪いせいかしらねぇ…









