もったいない | 片麻痺回復への道(アタック散歩)

片麻痺回復への道(アタック散歩)

2008年夏に44歳で、脳卒中後遺症重度左麻痺になりました。リハビリにて回復を目指しております。

自分の障害者仲間で33歳の男がいる。

彼は、指は完全には開かないが、開こうとすると指が動くのである。

「お前、リハビリちゃんとやってるか?」「だってうけるとこないんだよね」

「リハビリはうけるんじゃないぞ、自分でやるもんだよ」

「それだけうごくんだからもったいないじゃん。ちゃんとやればふつうにうごくようになるんだぞ」

「普通に動ければいいだろう?」「ん?別に今のままでいいよ」

それを聞いたときに腹が立った。なんて向上心がない奴だと。

でも、その考えは間違ってた。

かれは赤ちゃんの時の脳出血が原因の右麻痺である。

だから30年以上のベテランです。

物心ついたときにはすでに片麻痺であった・。

だから、普通に動けることを知らないのである。

歩きも小走りならできる状態。

歩いてる姿は少しビッコひいてる感じ。

彼はこの暮らしに慣れきっている。

だから違和感がないのである。

手も、左だけで器用に使っている。

でも、もったいない。

リハビリやればきちんと動くようになりそうだ。

だから今はチキンとやらせてる。

お節介かもしれないが、普通に動かす喜びを知ってほしい。

そして普通がどんなに楽かも。