【思考編 第8回】
【これができるならあれもできる】
あなたの会社の取扱商品は何でしょうか?
人それぞれ違うと思いますが
多くは「他社でも扱っているどこにでも売ってある商品」ではないでしょうか?
そうなると
「この不景気の中、どこにでも売ってあるんだから売れないよ・・・」と
思ってしまいがちです。
つまり頭の中で「売れないイメージ」を色々と考えてしまっているのです。
売れないイメージだけ???
それっておかしいですよね。
「売れないイメージ」ができるなら
「売れるイメージ」もできるはずです。
私は包装資材をメインで扱っています。
売上が上がらないとなると経費削減に注目されます。
その経費削減となると、私の取扱商品は
運送費と同じくらい最初に手をつけられる商材です。
またライバルも多い。
同業他社、ホームセンター、ネット、リサイクルと言って段ボールケースの使いまわし等
かなり価格競争が激しい業界です。
勉強会などで
初めてお会いした経営者の方が若い私(もう31歳ですが)を見て親切に
「今は不景気だから、動いたら大変ですよ」と言ってくれます。
その方が熱く語ってくれる方であれば
「何か悪い経験をされたのですか?」「それとも業界の情報ですか?」などと
掘り下げていって教えを請いますが
表情が暗い方には私は「ありがとうございます」とだけ言って
それ以上はその方とはお話ししません。
それは、後者の方は
私からしたら「不景気だから」という外的要因のせいにして
「不景気=売れない」というイメージをされているように思えるからです。
また、気のせいかもしれませんが、
負の力で私も引っ張られそうになるのも困ります。
私は「不景気だからこそ、お客様は新しい取引先を真剣に考えている」と考えています。
だから今、動く必要があるのです。
まだまだ多くの経営者は「新しい商品を作らないと売れない」とばかり考えています。
アイデアはそんなに簡単に生まれるものでもないですし
生まれたとしても資金に余裕のない多くの中小企業ではなかなか行動に移せません。
私の場合は、新しい商品ばかりでなくていいのです。
まずは、「今ある取扱商品で1番いいものを提供できたら」と思っています。
「新しい商品=お客様のニーズとウォンツに合致している」とは限りません。
ですから、私の場合は設備投資で大きなお金を準備する必要もありません。
勿論、ヒアリングや提供後に改善点があればメーカー協力のもと
新しいことを提供していきます。
それだけでもお客様は満足していただいております。
ただ、満足には限度がないとも思っていますので
「お客様をもっと満足できる方法はないだろうか?」ということは
常に考えながら行動していますよ。
【売れないイメージができるなら売れるイメージもできる】
考え方や解釈の仕方は1つではありません。
「○○なら、逆に~●●もあるな~」と考えてみて下さい。
今までとは違った、新しい発見があると思いますよ。
もし製造業の方が読まれているのであれば
「そうは言っても・・・」となると思います。
けれど、そこで思考を停止するのではなくて
「今の商品を必要としてくれる新しいマーケットはないか?」などと考えていくことで
今ある商品でも対応できることはあるのではないでしょうか。
工具や台車を販売していた飛び込み先の会社の事務所には
大きな文字で、このような文字が書かれてありました。
「業界では当たり前の商品でも、新しい業界に行けば弊社の商品も新商品である」
自分の業界では当たり前のことでも
「え、そんなことできるんですか?」という市場は必ずあります。
そこを狙っていけば明日は明るいのではないでしょうか。
私ごとではありますが、つい先日では
コピー機の販売やメンテナンスをしている友人に話を聞くと
「たったそれだけの費用でそんなんできるの!?」と驚いたこともありました。
電話だったので長い話はできませんでしたが
今度、会った時は詳しく聞いてみようと思いました。
あと、新しい市場やアイデアを発見するためにも
異業種交流会などに参加されることはいいかもしれませんね。
売れるイメージができれば、イメージと言えど売れているのですから
後は俯瞰していって現実に落とし込んでいくだけ。
皆さん、業界は違えど、頑張って売り上げを伸ばしましょうね!