ラーメ

不思議な響き。

ラーメ

まるで何か宇宙の物質のような、松本零士の漫画に出てくる美女のような、むかしの駄菓子屋で売っていそうな怪しげなドロドロした物体のような。

ラーメ

それは神秘の世界

ですから、私には注文できませんでした。ラーメは。たとえそれが半チャーハンとセットになっていようとも。そこが中華料理屋であることや、メニューの文脈的にはあの食べ物を指し示しているにちがいないと重いつつも、注文はできませんでした。



ラーメ

それは永遠の時を漂うもの

ラーメ

遠く時の輪の接するところで再び出会いましょう。