ひどい。

仕事の2年分のメールが消えてなくなった・・・

いわゆるoutlookの2メガ問題です。
ウィンドウズには、一つのデータファイルが2メガを超えてはイカンという仕様的な制限が設けられています。
で、outlookのデータというのはCドライブの奥底にあるoutlook.pstというたった一つのファイルに無理やり圧縮されて入っているのですが、これも2メガ制限の対象なわけです。

じゃあoutlook.pstが2メガを越えるとどうなるのかというと、いきなりなにもできなくなります。
送信も受信も、過去のメールの閲覧も、一切何も出来なくなります。まず、極端にoutlookの挙動が不安定になります。
あれ?っと思ってアプリケーションを閉じたり開いたり、PCの再起動などを2、3回やっていると、最後にはoutlook自体は立ち上がるけど、何もできない、何も見られないの状態になります。

もちろん突然おとずれることで、なんのアラームも発せられません。

ちなみに、こうなるとデータの救出も不可能です。なんでか?だって2メガを越えた時点でデータファイルとして使えなくなるんですから。

もちろんマイクロソフトは知ってますが、抜本的な対策はナシで、ほぼ放置プレイ状態です。最新のoutlook2003では、やばくなってきたところでアラームを発して、別のpstファイルを作成するように言ってくるらしいです。

さて、どうしたものかと思いながら、せめてoutlook.pstのデータそのものを失う事はするまい、と思い、デスクトップにでもコピーしとうこうかと思って、実際コピーをしてみました。
その際に、pstファイルだけではなく、それが格納されていたフォルダーごとデスクトップにコピーしたのですが、中身を確認したら、なんかpstファイル以外のデータの数が足りない・・・。あれ?と思って大元のファイルをのぞいたら・・・

なんとまあ、outlook.pstが見られなくなった時点で、とりあえず新しい送受信などが出来ないとこまると思って作ったoutlook2.pstという新しいファイルが、勝手にoutlook.pstを潰して上書きしてるじゃないですか。

なんでそんな勝手なことを・・・


まあ、マイクロソフトの製品使ってる時点で諦めろ、ってとこでしょうか。












【追伸】
これ言ってもいいのかな。

先日、学生時代の友人からこんな連絡が。

1.マ○クロソフトから、なんかメールが送られてきた。
2.?と思い、友人はメールを開くと、中にはいろんな個人情報が満載。
3.ひゃー、こりゃえらいものが送られてきた、新聞沙汰どころの騒ぎじゃないな、自分だけに送られてきたのかな?などと・・・と思っていたら、再びマイクロ○フトからメールが。
4.さっそくメールを開いてみると、ザッとこんな主旨の文章が。
  ・すみません、やっちゃいました。
  ・誰にも言わないで下さい。
  ・メールは消してください。
5.というところで、私に友人から連絡が。
6.メールを消すだと?馬鹿なことを。金を取れ、さもなきゃマスコミにでも売れ。と助言をする私。
7.うーん・・と唸る友人。
8.その後の顛末は知らないが、まあニュースになってないところを見ると、もともと気弱な我が友人は、そっと胸の内にしまったと思われる。


なんてことがありまして。
実話です。