東京ドームシティに名前が変わってました・・・

そういえば、何年か前から後楽園遊園地は入園料タダ(エントランスフリー)となって、アトラクションに参加するときだけ課金されるというシステムになってましたし、実際そういうふうになってから行ったことも何度かあったのですが、名前が変わっていることにまるで気がついていませんでした。

でもさ、エントランスフリーって商売うまいよね。

元後楽園遊園地の立地を考えれば、東京ドームとセットで顧客をゲットするというのは当然あるわけですが、何千円かの入園料があると、それがハードルになって入園してこない人って当然たくさんいるわけですよ。

郊外の遊園地なんかはそれでもいいんです。結局週末なんかにまとまった時間を作って出かけたりするわけで、遊園地に行くという「特別なイベント」の中にあるわけですから、そこで毎週末に入園料含めて家族連れからガバッと大金稼げばいいわけです。

でも、元後楽園は水道橋にあるんです。
山手線のど真ん中、まさにリアル東京の中心にあるわけです。だから、週末ごとの「特別なイベント」としての遊園地ではなく、ゲームセンターやカラオケの延長みたいな感じで、会社帰りのOLや、学校帰りの学生や、ドームで野球やライブ見る人を掴むというビジネスモデルは当然アリ。
でも、そうすると入園料が大きなハードルになる。なら、タダにしちゃえと。

確かに顧客単価は落ちるかもしれないし、週末に大もうけという図式もなくなりますが、そのかわり毎日小額を稼ぎ続けることができる。その一週間分の稼ぎと、週末まとめての稼ぎと、どっちがお徳かという試算がはじかれれば、おのずと答えがでると。
毎日小銭稼ぎのパターンなら、週末に雨が降ってその週の売り上げが全滅するということもなく、リスク分散もできるわけですよね。

まあ、そんな恐ろしく単純な理屈だけでやっていることではないでしょうが、でもやっぱり上手いよね。僕も会社帰りとか、野球帰りとかに何度もよってるもん。入園料に何千円もは払わないけど、ちょっとジェットコースターだけ乗ってみない?みたいな感じで。


さて、本題(なげー前置きだな、おい)。
その東京ドームシチーに行ったら、デカレンジャーショウというのをやってました。しってますか?デカレンジャー。戦隊ヒーローもの。年寄り用に翻訳すれば、ゴレンジャーですわ。
もちろん客の主役はお子様と思いきや・・・

いや、最近の戦隊モノのヒーローはイケメンがおおくて、ガキそっちのけで若奥様が盛り上がってるという話しは聞いていたが、よくよく考えたらこういう奴らもいるんだよね、たくさん。

コスプレですよ、コスプレ。
のっけた写真みたいコスプレイヤーがウジャウジャいる。

もっと驚いたのがその後。
その日は雨でショーが中止になっていたのですが、東京ドームシティを出るときに、そのデカレンジャーのかっこうした奴らが入り口付近にビニールシート広げてるんですよ。しかも複数チーム。明日の順番待ちの場所取りみたい・・・。

まじっすか