テレビの人を、好きになっちゃうのは。

ひとつ前にも書きましたが、元おかあさんといっしょの、うたのおねえさん、つのだりょうこさん。

思えば今から3年前、サーキットで派手なクラッシュを観客に披露し、そのまま病院送りとなって一月ばかり寝たきり生活になった時からです。

毎日毎日、寝返るをうつことも看護婦さんの手伝いがなくては出来ない、まさに寝たきり状態(そりゃ背骨が折れてりゃね)。朝は7時に起きて朝食という健康的な生活でしたが、その朝食のときの楽しみは、TVKでやっていたハウス名作劇場の赤毛のアンの再放送でした。

それは偶然の出会いでした。
ある日、朝飯を食いつつなんとなくNHK教育を見たとき、彼女の笑顔が私の目に飛び込んできました。

おかあさんといっしょ18代目うたのお姉さん、つのだりょうこさん。

それがあなたとの出会いでした。

それから毎朝、あなたに会うのが私の生きがいでした。
あなたの歌声が、私の傷ついた体を癒してくれました。
あなたの笑顔が、入院に疲れた私に力をくれました。

今でも好きです。
大好きです。

別に、だからどうなるということもないのでしょう。
でもそれでも好き。
りょうこさんの笑顔を思い浮かべると、いい年したおっさんが切なくなります。

ずっと好き。