入院日記②
母は入院生活に慣れていた。
今回が初めての入院ではなく、
過去に数回 入院をしていたからだ。
しかし
父は今回で2回目。
遥か昔に1度入院をしただけだった。
1度でも入院したのならば 『未経験』 ではないのかもしれない。
だが、なまじっか入院経験があると
「ここの病院はおかしい」 という事に繋がるらしい・・・。
(あくまでも父の見解だがw)
まぁ 父の場合
何かにつけて、自分の持っている経験値を超えると
( ̄n ̄) ん? となるらしい・・・。
「まぁ、こんなもんか・・・」
という考えには決してならないのだ。
だから今回の入院も
父の経験値によってかなり振り回されたのだった。
検査の結果が遅いと
「ここの病院はヤブだなぁ」 とか
先生が助手を連れて診察に来ると
「オイ、あんな子供に診察させたぞ」 などと言うのだ。
しまいには、
「こんなマズイ病院食は初めてだ!」 と。
(オイオイ、そんなに病院食 食べた事ないくせにっ)
しかも、そんな他愛もない事を
姉と私にだけ コッソリ 言うのだ。
決して、先生や看護師さん達の前では言わない。 ( ̄ー ̄;)гフッ
文句は言うくせに、小心者な父なのだった。
そんな父を(そんな父だからこそ)母はとっても心配していた。
「また、文句を言ってやしないかしら・・・」 とか
「検査の結果が遅いなら、聞けばいいのに・・・」 とか
「今の病気の状況はどうなのかしら・・・」 などなど。
母の心配を私達姉妹も よ~くよ~く分かっていた。
だからこそ、その心配を解消するため
互いの病院を行ったりきたりしたのだった。
もうさ、こうなったら・・・・・・・・
ってな感じで
長~~い糸電話を渡しちゃう?!
などと、壮大な妄想を抱いてしまうのでした。。。
そしてこんな父によってまたまた振り回される事が起きるのです。
----- 続く -----
