怪盗なった理由 その1 | 怪盗オッタの日記

怪盗なった理由 その1

寒い。。。ここオタティーヌ城は山奥にあるのでもう雪は降っているし、とにかく寒いの。

こんな寒い日は何か自分のことを話してしまいたい気分になっちゃうな。
ワタシは怪盗だけど、悪い怪盗じゃないって言ってるけど、悪くない怪盗って何?って思ってるでしょう?

ワタシはね、本当の悪党が盗んだものを奪い返す怪盗なの。それでね、ちゃんと元の持ち主のところへ届けるの。
依頼主の中には、本当の価値を知らずにただ大事にしていたものが実は何億という代物だったりして、悪い怪盗に狙われちゃう人もいるの。でもね、それが愛する人の形見だったり、たくさん思い出が詰まったものだったりと、いろいろな事情があるのよ。ワタシは、悲しい人を見ているといたたまれない気持ちになるの。やっぱりイヌってことなのかな?

でも、どうして普通のイヌのワタシがこんな仕事しているか不思議でしょう?これには深い理由があるの。それは、またいつか話すね。

あ、話しすぎちゃった。

オッタより