Yitzhak の大事件 (前半) | 怪盗オッタの日記

Yitzhak の大事件 (前半)

またまた友犬イットシャックのお話。

イットシャックはちょっと前まで家族とある国に住んでいたの。そして、家族がスウェーデンに帰国するとき、いろいろな複雑な手続きがあるとかで、一人で一足先にスウェーデンに向かったんだって。

ワタシはよく分からないけど、人間の世界ではワンさんたちは国境を越えるときにたくさん検査されるのだって。ふーん、へんなのー。

スウェーデンに到着したイットシャック。そしてね、空港の人が出てきてイットシャックを見た瞬間に、こんなことを言ったんだって。
「このイヌは大きすぎる。こんな大きな犬は元いた国へ送り返すか、始末するしかない。」って。どうやらスウェーデンには入れないということみたい。ふーん?へんなのー。
「始末」って何?ことばの意味がよく分からなかったイットシャック。でも、まわりはとても慌ただしく、電話をあちこちにかけて大騒ぎ。

そして、分け分からぬまま、イットシャックは再び飛行機に乗せられた。
「わあ。また飛行機に乗っちゃったぞ!」
のんびりやのイットシャックが「ん?????」って思っている間に飛行機はどこかに到着した。

そこは豊な自然が広がるとても美しい場所。「あれ?ここは家族のみんなが話していたスウェーデンの様子となんだか似ているぞ?」とおバカさんのイットシャックがウキウキしていると、またまた空港の人が出てきた。

「X#%$&’☆*@」

あれあれ??何て言ってるのか分からないぞ?家族のみんなが話しているスウェーデン語とちょっと違うみたい。
きょとんとするイットシャック。果たしてイットシャックの身に何が???

(後半に続く)