プロレスアクションものとしては特撮が頑張っていて、プラモデルで遊んでいるような楽しさはあるかなと思います。
SF的なだいご味でいうと、設定で大事なところはすべてごまかしている感じで、リアリティーはほとんどありません。
人物像的にも、人と交流しない人物がなぜそもそも自衛隊にいたのか、とか、少女との交流とかの重要な部分の会話が古めかしく、紋切り型なので、浅いなーと思ってしまいました。
ラストで首相が「これで戦力を持ったから我々の勝ちだ」というあたり、空恐ろしいというか、そもそものゴジラの誕生の理由に対する裏切りともいえる結末だと感じました。