タイトルの共通する「ロード・オブ・モンスターズ」とは、全く違う話で、共通なのはエリック・ロバーツが出演していることだけです(しかも違う役で)。

全体としては、宇宙で巨大化したチンパンジーと、宇宙物質を取り込んだトカゲが巨大化して、アメリカで暴れ回る。その原因は?ということで、少しはお話にひねりもあります。

アメリカとロシアの科学者同士の友情と対立などの関係性も魅力があったのですが、脚本的にはややざっくりとしていて、感情に流される女性主人公、という類型的な話になってしまったきらいはあります。

あとは、肝心のビジュアルが、本来なら面白くなるはずだったレベルに到達していないというか、編集で無理やりに作っている感じがちょっとつらかったです。