1作目を見た流れで改めて見直してみました。ジェフ・ゴールドブラムが前作に引き続きマルコム役で主演。彼女役のジュリアン・ムーアが、あまり古生物学者っぽくなくて、考えなしにその場の感情だけで行動するので、今回の事件は相当程度彼女が引き起こしたと言ってもいいのでは。もちろんハモンドジュニアの責任は大きいですが。

前作で登場した子役たちは相当大きくなってしまったので冒頭に登場しただけで、今回はマルコムの娘が密航してくる流れ。ただ、マルコムと娘の間の感情的な化学変化というのはあまり明確でなく、ドラマとしての流れにはあまり貢献していません。

ピーター・ストーメアがなかなか情けない死に方をしたり、住宅街でのT-Rexのふるまいとかがちゃんと演技しているとか、楽しみ方はいくつかあるのですが、ちょっと大雑把になった感は否めないですね。