謎解き要素はそんなにないですが、心理描写や伏線は細やかで、最後もちゃんとオチのついた、立派なホラーだと思いました。
屋敷が主人公という意味では「シャイニング」、死者の思いや残ったものの心理という意味では「アウェイクニング」を連想させますかね。
屋敷の奇天烈さ、というのは序盤でだいたいネタが尽きるので、あとは登場人物を巡るドラマで見せてゆきます。
見たことある!と思った顔があると思ったら「ツイン・ピークス」で無軌道な反社会ぶりのリチャード・ホーンを演じたイーモン・ファレンでした。他に執事役でウィリアム・B・デイヴィスかな?と思った人がいたんだけど、違ったみたいです。主役のジェイソン・クラーク、時々若いころのビル・マーレイを思い出してました。
