ずっと前から見る機会はあったけど避けてきた一本。ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンの二人だと、役柄がミエミエというか、結論含めて善悪がはっきり分かれてるのが明らかで、それをわざわざなぞって見ていくのはしんどいかも、と思ったりしていたのでした。「レッド・オクトーバー」があるのにいまさら、という思い込みもあったりして。

でも、まあ見始めたら、一気に見てしまいました。前提となるロシアの状況とかちょっと非現実的だったり、これだけの騒動を起こして軍法会議にかけられないのは不思議とか、喧嘩両成敗で済む次元の話じゃないだろう、とか。まあ、二人が役柄を味わいながら演技合戦を楽しんでると思えばいいんでしょうが。