まだ少しニコラス・ケイジが好青年の面影がある感じの時代の作品ですね。マーベル原作を熱意を持って実現した感じ、好感がもてると思います。
ドクロが笑うと、もう「黄金バット」だ!と感じる世代なので、途中からはそうとしか見えなくなりましたが、若い人にはそれが新鮮に見えるかも。
正体を人に隠して密かに活躍するとか、そういう微妙なあやはなくて、ひたすら悪いやつをぶったたく。細かい作戦とか、相手の裏をかいた痛快さとかはないですが、最後にはカタルシスがありました。
ビジュアルは、完全に変身してしまったあとの燃える骸骨は、時代なりのCGという感じで、ものすごいわけではありません。
キャストでは、ピーター・フォンダの存在感が光ってましたね。
