異常犯罪の専門家である元CIA捜査官と、相棒を亡くした警察官がチームを組んで、猟奇犯罪を解決してゆくシリーズ。主役のラインハートがゲイである、というのは特徴のひとつになっているようです。

 

相棒のリジーは、セルビア系オーストラリア人だそうで、ちょっと「羊たちの沈黙」のクラリスを思わせる風貌。恋愛感情は持ち得ない男女のバディ・ムービーというのは、ひとつの可能性なのかもしれません。

 

とりあえず2話を見終わったところなのですが、まだノッてきた感じはないです。ラインハートの専門性や鋭さ、というのがもう一つハッキリ打ち出されてこないのがキレのなさにつながっているような。大学教授としての分析眼も、現実の犯罪の前にはいま一つ利いていない感じで、次の犯罪を予測することも、現場を分析することも、能力的には中途半端で、「メンタリスト」のジェーンや「エレメンタリー」のホームズには見劣りする感じ。2シーズンで打ち切りになったのは知っているので、とりあえず最後までみてみようかなと。

 

LOSTのレギュラーだった一人ナヴィーン・アンドリースが、CIA時代のツテとして登場します。あと、ラインハートが作家として一作だけヒットを飛ばしていて、でも二作目がイマイチだと酷評している編集者がウーピー・ゴールドバーグ。