ついに見終わりました。シーズン7。シーズン6の終わりがちょっとベタでも盛り上がって終わったので、どうなるかな、と思ったら、ちょっと健全になった二人の関係から、FBIのチーム全体がジェーンの立案に乗って作戦を遂行する形に変わってきて、これはこれで安定した作りになったかなと思います。途中からヴェガ捜査官が新人として加わって、シーズン6の途中で抜擢されたワイリー捜査官との関係性も含めて、楽しみのひとつになりました。ヴェガ捜査官の退場の仕方は少し惜しいなと思いました。
あとは、いつのまにか立派な「ボス」になって、すっかり信頼関係を築いたアボット。かつてジェーンを引き抜いたときの、あの「リスト」の扱いはなかったかのように忘れられて、途中で昇進・異動が決まるとか、シーズン6の悪役ぶりがウソのようです。たぶん、あのリストの暗号を解くのに時間をかけても、「レッド・ジョン」をスケールダウンした繰り返しにかならない、という大局的な判断だったんでしょうね。
あれだけ苦労して取り戻したリズボンをまた途中で手放しかけるジェーン、ちょっと理屈が身勝手すぎて、共感しづらい部分もありましたが、最後は大団円でよかったなぁと思います。
