まあ、見てしまうんですが、ドウェイン・ジョンソンの普段の明るさがなりをひそめて、悲壮感がそんなにはまってない感じはあります。
全体のプロットとしては、高層ビルの放火犯とその動機がなにか、が縦軸ですが、驚くほどのことはなし。しかもセキュリティーの専門家としてお墨付きを与えたあとに、カンタンにそれが突破されてしまう形になるわけで、それはちょっと無理があるのでは。「タワリング・インフェルノ」と「ダイ・ハード」を足して2で割った感じをあまり緻密でなく作った感じ。
あと、火があれだけ燃えたら最後の消火は無理なんじゃないか、とか、リアリティーにはちょっと問題あり。
まあ、でも終わりよければすべてよし、なのかな。
