ジャッキー・チェンを見たくて見たわけではなく、あらすじからの興味で見たので、カンフーじゃなくてもいいんです。「魔法拳」なんてタイトルはつけなくてよかったのに、と思いながら見ました。

 

考えたら、影の騎士、というのはジャッキー・チェンのことではなかったですね。

 

ちょっと合成はテレビ的。でもアクションはよく出来ていて、鏡との合成のドタバタ感は面白かったです。刑事ものと妖怪もの、そして王宮ものの混合で、けっこう楽しめました。

ただ、ラストにかけて、煉獄みたいなところで、また地球滅亡の危機、みたいな展開で引き延ばしたのはちょっと既視感があって、それまでの地に足のついたアクションに比べると魅力が薄かったかなと思います。

アニメ的な手法で過去エピソードを振り返ったりするのは、なかなかうまくやっていて、ジュブナイルのドラマとしては、そんなに酷い出来ではなかったと思います。