ピアース・ブロスナンのいつも相手の一枚上をいく、余裕のある怪盗ぶりは確かの魅力で、それと対抗するようなレネ・ルッソのやり手捜査官ぶりがどうぶつかり合うか、というところです。

結果的には、ちょっと一方的すぎてバランスを欠く結果になったかな、というか、思いの外、どきどきハラハラはしなかったような気がします。

盗みの手口とかはまあまあ面白かったにしても。

レネ・ルッソをそんなに脱がさなくてもよかったんじゃないか、というのもひとつ気になったところ。