リドリー・スコット制作のシリーズで、1シーズン・10話で終わってしまったシリーズを見ました。

 

原作は3冊あって、当初は映画で3部作にしようとしていたみたいですが、うまくいかなかったらしくテレビシリーズに変更になったらしいです。結果的には1シーズンで打ち切りの憂き目にあいました。

 

10歳の少女がさらわれて、吸血鬼ウイルスの人体実験にさらされる、という話なのでなかなか大人の感覚どうなってんだ、と思いますが、このウイルスが鳥インフルエンザを初めとするいろんな病気を治す万能薬として期待されている、ということで踏み切ると。少女をさらうのが仕事だったFBIの捜査官が、途中で心変わりをして、彼女と一緒に逃亡するけど、結局つかまってしまう。

 

少女にはウイルスが注入されるけれど、若さ故か適応が早く、吸血鬼には変わりきらず、施設に囚われている最初の吸血鬼のマインドコントロールも逃れて抵抗する、というお話。

 

結局最後には12人の吸血鬼たちが施設を脱走して、全米が脅威にさらされ、世界の他の国から核攻撃を受けてしまう、という、なかなか衝撃的な終わり方でした。

 

原作はまた、90年以上後の世界を舞台に展開したりしているんですが、だいぶドラマは原作にはないキャラクターやサイドストーリーを追加してました。打ち切りになった関係か、最後はだいぶ駆け足に。回収されない伏線もたくさんあったのは惜しかったです。