トータルでは非常に楽しいコメディーなのですが、時々出てくる残虐描写で少し引いてしまう部分もある、という感じです。

オードリーの誕生日をすっぽかした彼氏のドリューはリトアニアで銃撃戦に巻き込まれていた。オードリーは親友のモーガンと誕生パーティーを開いているが、勢いでドリューの私物を燃やしてしまおうということになる。

翌日、ドリューが部屋にやってきて、突然銃撃戦に。ドリューは撃たれて死ぬが、オードリーとモーガンはドリューの最後の言葉を頼りに、彼のおもちゃのトロフィーをウィーンのカフェに持っていって待ち合わせをすることに。

するとそこにはCIAのセバスチャンが現れ、ブツを渡せとせまる。信用できずにためらっている間に他の勢力も現れその場は銃撃戦に。オードリーとモーガンは逃げ出す。モーガンの父親のつてをたどってプラハにいくが、その行き先も待ち伏せされ、二人はつかまってしまう。

敵がねらっていたのは、トロフィーの中に隠されていたUSBドライブ。オードリーはトイレに流したと答え、二人は拷問されるけれども、そこにセバスチャンが救出にきてくれて助け出される。

命令を違反して二人を守ったセバスチャンは謹慎となり、二人を空港に送る途中、実はオードリーがUSBをアソコに隠していたと告白し、3人は中身を確認。それは世界中の経済を思いのままにできる恐ろしい情報だった。CIAの同僚ダファーに襲われ、彼の携帯をたどってバイヤーにたどり着こうとベルリンのパーティーに潜入。そこに現れたのはなんとドリューだった。

最終的にはドリューが裏切ってハイランドという悪の組織に情報を渡そうとしていたことがわかり、彼を倒してめでたしめでたし。

MI6の上司が「Xファイル」のスカリーだったり、いろいろとお得感もあり、脚本や会話の妙は見事だなと思って、途中のアクションも手に汗握る感じでいいのですが、どうしても人を殺すシーンは残虐であんまり好きになれませんでした。