第二弾ですが、また狙いはアメリカ大統領。

悪徳武器商人の娘の結婚式がドローン爆撃された2年後。マイク・バニングの奥さんに子どもができて2週間後には出産。そんなある日イギリス首相が死去する。世界中の首脳が葬儀に集まる。マイクも辞表を提出しようか迷っているさなか、ロンドンへお供に。

さて、いざ葬儀が始まろうかというとき、世界各国の首脳をターゲットにした大規模テロが。停電、爆破、銃撃戦、なんでもござれ。結局生き延びたのは英米の首脳だけ。マイクと大統領はヘリコプターで脱出するけれど、ロケット砲で撃墜され、シークレット・サービスのリンは殉職。マイクと大統領は徒歩でMI6捜査官ジャクリーンの隠れ家に。

ところが、間もなく敵襲。これは明らかに情報が漏れている!必死で逃げるけれども大統領を連れ去られてしまう。遅れて駆けつけたSASのメンバーとアジトを急襲。ネット処刑される寸前で大統領を助け出す。

MI5の長官が敵に寝返っていたとしったジャクリーンは駐車場で対決。武器商人も改めてドローン攻撃でアジトを殲滅、一件落着。マイクは生まれたばかりの娘を可愛がりつつ、リンと名付け、退職願は削除しておしまい。

これだけ大規模なテロを計画されてしまうスコットランド・ヤードやばい、としか言いようがありませんね。首相も結局は毒殺だったと判明、ダメダメすぎでしょう。今回の話は大統領とマイクが二人で孤立して、誰とも連携できずに大半の時間がすぎるので、アメリカ政府側を副大統領のモーガン・フリーマンがずっと指揮していて、なんだか刑事みたいな役割を負ってしまったのが不自然に見えました。

ラストの武器商人への報復シーンが、なんか残虐で正当化しづらく見えました。民間人を巻き添えにしているようにみえますけどねぇ。