アベンジャーズのシリーズじゃないんじゃないかと思えるような、強烈な個性の面々が大活躍する作品。前作でみんなを守るために犠牲になったグルートがちっちゃくなって帰って来たのですが、今回はそのちっさい彼が大活躍。オープニングタイトルの曲から、ずっと彼に釘付けでした。

そして、「スター・ロード」の異名をとるピーター・クイルの出自が明かされます。なんと、小さな神様。

一仕事終えて、依頼人に報酬を受け取って帰ればいいところ、余計なことをしたので追われる身になった彼ら。あわや危機一髪というところで助けてくれる人が。彼はピーターに父だと名乗り、自分の星へおいでと誘います。

ガモーラ命を付け狙う妹ネビュラはとらわれの身でロケット達と宇宙船に残ります。

一方、かつてピーターを地球から連れ去り、かといって父親のところには連れて行かなかったヨンドゥには、ピーターを追えという依頼が。

父親エゴの星についてみると、何もかもえらく進化していて、どうやらピーターにも神のような能力が備わっている模様。一緒に暮らそうと提案する父。一方、助手役のマンティスには人の心を読んだり、癒したりする特殊な力があるのだけど、なにか伝えたいことがある模様。

そう、実はエゴは自分の息子たちを次々に殺して、エネルギーを奪い取ってこの星を維持してきたのです。ピーターも危ない!一度は反逆を起こされたものの船を取り返したヨンドゥや、姉への復讐に燃えるネビュラも合流し、実体は星そのものであるエゴとの最終決戦に。

ザモーラとネビュラ、ロケットとグルート、エゴとピーター、ヨンドゥとピーター、など複数の軸で、家族の愛憎が描かれ、距離の近さゆえに素直になれない人々が、冒険を通じて少しだけ、自分の気持ちに正直になる。大事なものは近くにあるのに気づかない。

ヨンドゥ役のマイケル・ルーカーは、スタローンと並ぶと「クリフハンガー」を懐かしく思い出しました。ドラックスのデイヴ・バウティスタ、メイキングの素顔を見たらなぜか見覚えが。それもそのはず、「ブレードランナー2049」で一番最初に殺されるレプリカント役の人でした。

劇中で盛んに話題にされるデビッド・ハッセルホフは「ナイトライダー」の主役だった人。ちゃんとゲスト出演しています。

あとは挿入歌がとにかくいいのが高評価。