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一見ベタな銀行強盗の対決、と思わせて最後にひっくり返す作品。

「ザ・アウトロー」という西部劇みたいなタイトルはどうなんでしょう。

主人公の保安官が昔ながらのマッチョなタイプで、でも武器は現代風に洗練されている、というのが違い。主人公役ジェラクド・バトラーの見た感じから「300」をどうしても思い出してしまいます。

銀行強盗なんだけど、洗練された盗みっぷり、さてその背景にいるのは?ということでの推理は早々と有力な候補を見つけてしまって、あとはいつ、どこで決行するのか、を探り出すだけに。

それはちょっと緊張感ないんじゃないの、と思ったりしましたが、銀行潜入の過程がなかなかスリリングで、でもこれだけシステムが不調続きなら背景になにかあって当然、と疑うべきでしょ、とか。

犯人の目星がついてるなら、ずっと尾行を付けときゃいいでしょ、とか思いがちな。

後半、車を捨てて銃撃戦になるのはなぜか、とか思っていたら…。

最後の最後に犯罪は見事達成。そのからくりは最終的に見抜けなかったようです。

主犯格メリーメンのパブロ・シュレイバーは、見たような顔だと思ったんですが、他には「クライシス・オブ・アメリカ」ぐらいしか見た作品がなかったです。