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バック役のロバート・パトリックが元気だと確認できたのが一番の収穫というか。

あとは仲間の一人を演じていたミューズ・ワトソンはどこかで見た顔だな、とずっと思っていたら、「NCIS」でギブスの師匠役だったマイク・フランクスをやっていた人ですね。

話としては、脱獄したばかりの知り合いから銀行強盗に誘われて、その気になってメンバーを集めたけど、肝心のボスがこない。実は途中で例の「オッパイグルグル」酒場に寄り道。コウモリを撃った仕返しにヴァンパイヤにされてしまっていて、という筋立て。

あとは、銀行強盗の仲間が一人ふたりとヴァンパイヤの仲間にされ、銀行強盗としてもクリーンな手口が信条のバックが、仲間を疑い始めて、最後は顔なじみの保安官と協力してヴァンパイヤ退治に一役買うのだけど、最後は警察のやっかいにはもうなりたくないと現場を立ち去って終わります。

映像表現としては、頭蓋骨の中、コップの底など、意外なところからの視点、というカメラワークが独特で、以前「スタンダール・シンドローム」という映画でダリオ・アルジェントがやっていたことをくどくしたみたいな感じです。

ストーリーやアクションムービーとしては大したひねりがないので、ちょっとした演出のこだわりとかを楽しめないと収穫がない印象を受けてしまう作品ですね。登場人物の一人だけ、全開の設定を引きずって、ゲッコー兄弟に親?を殺された人物が出てきます。