
殺しの秒数を計る演出が微妙に変わった他は、わりに設定をきっちり守ってスーパーヒーローを再登場させた感じです。
ベルギーでCIAの協力者の夫婦が暗殺され、無理心中を偽装するのですが、そこに疑義がありと、前作でほぼ隠居していたはずのスーザンが出張して捜査を。その途中で強盗に殺されたという情報が。
しかし、その背景には不審な点が。捜査を担当していたのが、かつてマッコールとチームを組んでいたデイブ。彼を通じて、一見無縁に見えた二つの事件は結びついてゆき、マッコールにも暗殺の試みが。
ということろで、最初から怪しかった黒幕が犯人でしたー、となって、あとはクライマックス。前作ではクロエ・グレース・モレッツだった若者キャラクターが、今回は絵の才能がある若者マイルズに。
ヒーローが悪をことごとくやっつける、という意味ではまた爽快感のある危なげない勧善懲悪ストーリー。ただ、宣戦布告されてのこのこと相手の待ち構える罠に飛び込んで一人ずつ始末される悪役とはなんなのか、という気分にもなります。人質の使い方にしてももう少しなんとかならないのかと。
まあ、嵐が迫る海での戦闘って、見たことなかったんですが、この天候を狙って撮影したとしたら大したものですね。