
スタローンとウェズリー・スナイプスの肉弾戦の前作を見たので、お話もそれをなぞるのかなと思ったら、全然違いました。
裁判官が警察も兼ねる未来世界、行政/立法とは別だから三権分立を侵してることにはならないのでしょうが、司法が暴走しかねない世界ではあるわけですね。暴力が支配して、裁判なんてやる間もなく結論を出さなきゃいけないとか、ある意味怖いです。
先輩のジャッジ・ドレッドの元に、依頼が来て、ジャッジ志望の受験生の最終試験を監督してくれと。少し合格ラインを下回る成績だけど見どころがあると。その見どころはというと、人の心が読めるという。汚染された未来世界ではミュータントが一定確率で生まれていて、その超能力はジャッジとして生かせるんじゃないかと。
で、実地試験に行くわけですが、「スロー」という名前の付いた麻薬の売人のシマ争いで3人が殺され、その捜査中に逮捕した男をめぐって、麻薬女王が戦いを挑んでくる。高層ビルを要塞化して出られないようにされたので、敵だらけのビルの中を逃げ回りながら立ち向かう、ということです。
仕掛けとしては単純で、コンピューターオタク一人がビルの監視カメラとかにアクセスして情報が筒抜けなので火力にも限界があるし、容疑者を連れ歩いてるし圧倒的に分が悪いのだけど、しかも途中で新人のアンダーソンも拉致されて、どう考えてもすぐ殺されるじゃん、と思うのにいつまでもだらだらと生かしとくもんだから、逆転されて、最後はワルはみんな処刑されて、オッケー、みたいな。
スローの映像効果だけ面白かったですが、あとはコミック的に加工した暴力描写がグロくて途中でちょっといやになりました。
ドレッドも顔がよくわからないし、アンダーソンのかわいさとママのすごみだけで最後まで見た感じですけど、どう考えても話のスケールは小さくて、危機を切り抜けるためのトリックや技も足りなかったですね。
ジャッジ・ドレッド役のカール・アーバンは、「リディック」シリーズでも出ているし、割に悪役の多い人ですね。ずっと低い声の抑えた演技だったので大変だったでしょうね。アンダーソン役のオリビア・サールビーは先日見たばかりの「ダーケストアワー 消滅」のヒロインですね。麻薬女王ママ役のレナ・ヘディーは「ブラザーズ・グリム」でヒロインの他「300」とか「シャドウハンター」とか、ちょっとクラシカルな美人ですね。
裁判官が警察も兼ねる未来世界、行政/立法とは別だから三権分立を侵してることにはならないのでしょうが、司法が暴走しかねない世界ではあるわけですね。暴力が支配して、裁判なんてやる間もなく結論を出さなきゃいけないとか、ある意味怖いです。
先輩のジャッジ・ドレッドの元に、依頼が来て、ジャッジ志望の受験生の最終試験を監督してくれと。少し合格ラインを下回る成績だけど見どころがあると。その見どころはというと、人の心が読めるという。汚染された未来世界ではミュータントが一定確率で生まれていて、その超能力はジャッジとして生かせるんじゃないかと。
で、実地試験に行くわけですが、「スロー」という名前の付いた麻薬の売人のシマ争いで3人が殺され、その捜査中に逮捕した男をめぐって、麻薬女王が戦いを挑んでくる。高層ビルを要塞化して出られないようにされたので、敵だらけのビルの中を逃げ回りながら立ち向かう、ということです。
仕掛けとしては単純で、コンピューターオタク一人がビルの監視カメラとかにアクセスして情報が筒抜けなので火力にも限界があるし、容疑者を連れ歩いてるし圧倒的に分が悪いのだけど、しかも途中で新人のアンダーソンも拉致されて、どう考えてもすぐ殺されるじゃん、と思うのにいつまでもだらだらと生かしとくもんだから、逆転されて、最後はワルはみんな処刑されて、オッケー、みたいな。
スローの映像効果だけ面白かったですが、あとはコミック的に加工した暴力描写がグロくて途中でちょっといやになりました。
ドレッドも顔がよくわからないし、アンダーソンのかわいさとママのすごみだけで最後まで見た感じですけど、どう考えても話のスケールは小さくて、危機を切り抜けるためのトリックや技も足りなかったですね。
ジャッジ・ドレッド役のカール・アーバンは、「リディック」シリーズでも出ているし、割に悪役の多い人ですね。ずっと低い声の抑えた演技だったので大変だったでしょうね。アンダーソン役のオリビア・サールビーは先日見たばかりの「ダーケストアワー 消滅」のヒロインですね。麻薬女王ママ役のレナ・ヘディーは「ブラザーズ・グリム」でヒロインの他「300」とか「シャドウハンター」とか、ちょっとクラシカルな美人ですね。