Mac Pro 2009 は、いろいろといじりがいのあるMacで、CPUのアップグレードもできますが、さらにいろいろなソフトウェアを動かす上で効いてくるのはグラフィックカードの交換。
アップルがオフィシャルにサポートしているカードはRadeon HD 5770あたりまでなのですが、実はOSをある程度アップグレードしていくと、NVIDIAのGeForceシリーズのカードもOSのドライバーで立ち上がるようになる。
さらに、NVIDIAのサイトにあるMac用のドライバーをインストールすることで快適に動くようになると。
ただ欠点は、起動したときに、アップルマークが出ない。画面が出るのはログインのパスワードを入れる画面から。ということで、起動直後にオプションボタンを押して、起動ディスクを選ぶとかいう芸当はできなくなります。
これを回避するためにできることは、Mac 用のBoot ROM をグラフィックカードに書き込んでやること。
検索するといろんな人がトライしていて、少しずつやり方が違ったりするのですが、僕もできました。
ただし、自分でできるのは、GTX 680の1機種のみ。まあ、このカードはかなりスペックが高いので、これで立ち上がれば御の字です。
MacVidCardsという海外のお店は、もっといろんなバリエーションのGeForceのカードをリンゴマーク付きで立ち上がるように改変したものを販売しています。たぶん門外不出のプログラムがあるのでしょう。