CPUの殻割りなんてものをしてみようかと思ったわけです。

Mac Pro 2009 をいま持っていて、これはシングルCPUのモデルだったのですが、ひょんなことからeBayでツインCPUのトレイが安く手に入ってしまったのです。

ただ、これのクロックはベーシックな一番低いモデルのやつ。CPUを買って交換すればほぼ最新モデルにも匹敵する美しいマシンに変身する、はずなのですが、ここで問題が、ヒートスプレッダ。

このモデルのCPUだけ、ヒートシンクを外すと、ヒートスプレッダなしのCPUが出てきます。ヒートスプレッダ付きのCPUをそのままはめ込むとヒートシンクがちょっと浮いた形になり、コネクタなどやや熱センサー系にも問題が出たりするようです。

で、殻割りといって、買ったCPUのヒートスプレッダを外せば問題解決なのですが、これが案外大変そうで、やった人のサイトとかを見ても失敗談もちらほら。

でも何日か寝たり起きたりしているうちに、「なんとかなんじゃね?」とかいう方向に頭が傾いてきたので、古い、取り外し済みのXeon 5160で練習してみました。

全然、無理!

周辺の糊付け部分を取るのがすでに難しく、ハンダをアイロンで溶かすまでもありません。これをやったら、高価なCPUをお釈迦にする!カッターを握ってた指がいまもジンジンします。

というわけで、殻割りをせずに、ヒートシンクの電源ケーブルをいじって対処することに決めました。まだ高さ調整ようのサーマルパッドとか届いていませんが、そっちでやることに決めました。