
1作目が好評だったということで続編が作られたそうなので、1作目を大して評価できない場合は、欠点が増幅されて見えてしまうのでしょうかね。単なる繰り返しから、妻を失った悲しみの起伏が減った分だけアクション頼みの作品になってしまったようです。しかもギミックは特に増えてもいないので。
ジョン・ウィックという人物の読みのなさ、その場限りの判断力、というものにつくづくあきれてしまって、他が楽しめなくなってしまうんですよね。そもそもそんな無茶な誓約にサインしなきゃいいのに、最初に無駄に断って家を焼かれるとか、アホかと。
終盤の鏡の部屋での銃撃シーンは映像的に面白かったですけど。
前回登場したジョン・レグイザモがやはり同じ役で登場。レギュラーキャスト扱いなんでしょうね。ローレンス・フィッシュバーン、こんな世捨て人の役柄ばかりですね。だんだん太っているのが気になります。
コンチネンタルホテルの世界観は相変わらず楽しいです。途中まで戦闘してたのに、窓を破ってホテルに飛び込んだとたんに戦闘を止められるとか、面白かったです。
あと、暗殺者と手話で会話する、というのは新鮮でした。あとは、懸賞金がかかったとたんにあんなにたくさんの人が反応するって、殺し屋に出会う率ってどんなに高いんだろう(笑)