食わず嫌いを克服しようと思って、トスカニーニを聞いている。
ずっとin tempoかと思うと案外そうでもなく、歌うところは歌っているけれど。やはりオペラを得意にした人で、この人は頑ななまでに音楽の「物語」に忠実。
メロディの受け渡しとその伴奏を区別することに腐心している。
古典派までのシンフォニーや序曲とかには向いているけど、多層性やテクスチャー感がモノを言うブルックナーとかに向かないわけだ。録音の技術の時代的制約が関係した可能性もあるけど、音楽観に関わる部分が大きいように思う。
ずっとin tempoかと思うと案外そうでもなく、歌うところは歌っているけれど。やはりオペラを得意にした人で、この人は頑ななまでに音楽の「物語」に忠実。
メロディの受け渡しとその伴奏を区別することに腐心している。
古典派までのシンフォニーや序曲とかには向いているけど、多層性やテクスチャー感がモノを言うブルックナーとかに向かないわけだ。録音の技術の時代的制約が関係した可能性もあるけど、音楽観に関わる部分が大きいように思う。