「トゥームストーン」のことで補足すると、この映画と「ワイアット・アープ」が公開された後で、何が史実なのか、についてはかなりの議論になっているようです。アープと奥さんの足どりについて、かなり美化されて描かれている疑惑があるとかで、後の奥さんとなったジョセフィーンの手記に基づいて伝記を書いた、とされてきた本の文献的信憑性がほぼ失われてしまい、ただのフィクションでは、ということになってしまったらしいです。

今後数十年をかけて、奥さんの証言を公文書などによって洗い直す必要があるようで、研究者にとっては仕事が途切れなくていいでしょうが、あまり愉快な結果にはならないかもしれません。

文書ってやはり偽造すると人に迷惑かかりますよね。