今自分の中で一番キテる俳優といえばこの人、サム・ロックウェル。

名前とともに認識したのは「バッド・バディ!」、依頼人を殺さずにはいられないという病気を抱えた、元一流の暗殺者。

アナ・ケンドリックとのナイスコンビは、見ていて爽快、掘り出し物と思ったのですが、際立ったのは、その主役らしからぬ存在感のなさ。

やるべきこと全部やってるし、芝居は面白いし、アクションも決めるし、ダンスのセンスも相当なものなのに、全米女子が絶対キャーキャー言わなそうな感じ。

で、思い出したのが、「スリー・ビルボード」。この映画も、見ていて、彼を中心に回っているようには、とても思えなくて、いい話なのに、後半の展開が唐突に思えてしまったのでした。

地味で得する事もあれば、作品のストーリーテリングを撹乱する場合もあるんだな、と思いました。

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