Lyritaというイギリスのレコードレーベルのことを最近知りました。

リチャード・イッターという人が作ったレーベルで、イギリスの作曲家専門レーベルとして録音を行なって、社長自ら全ての作業を行なっていたそうです。少しスウェーデンのBISにも似てますね。

アナログからCDへの移行も進んで、現在は録音した素材のほとんどがリリースされているようです。他で聞くことのできない作曲家など貴重なコレクションもあるのだと思います。

さて、他にも面白い話があって、このイッターという人は、個人としても膨大なコレクションを持っていました。BBCのコンサート中継をプロの機材で録音していたようです。

で、最近になって、BBCとの話がついて、このイッターの録音していた音源をCD化してリリースする契約がまとまったそうです。

BBCだから放送素材の管理とかはしっかりしていて全部保管してあるのかと思ったら、なんとイギリスの演奏家の組合との取り決めでコピーを保管してはならない、という条項があったそうです。演奏家の需要を守るためにはそういう措置が必要だと考えられていた時代が来るあったのですね。テープが希少で片っ端から使いまわして昔の放送を消去してしまった、よりは少し文化的な話ですが。

そんなわけでリリースされたものの中に、クレンペラーがBBC交響楽団を指揮したものなどもあるようで、それがこちら。

http://www.hmv.co.jp/artist_Box-Set-Classical_000000000088040/item_オットー・クレンペラー秘蔵音源集-1955-56年-フィルハーモニア管弦楽団、BBC交響楽団(4CD)_8413144