イメージ 1

どのくらいの人が見たことありますかね、「ナビタイム」のCM。
山手線ではエンドレスに流してるので、だいたい毎日目にするんですが、いつまで経ってもあの気味悪さに適応できません。

ストーリーをかいつまんで話すと、のび太くんが大きくなったようなサラリーマンが、時計を見ながら「15時に間に合うかな…」とつぶやくのです。たぶんクライアントの所に行かなきゃならないのに会議が長引いちゃったんでしょう。

そこで取り出すのがケータイ電話。ボタンを押すととなりにはマリオ似の緑のレーサーが。彼の適切な指示で電車の降車位置やらタクシー乗り場やらをうまく乗り継いで、無事時間通りに現地に着く、という物語ですが。

何がおそろしいかというと、現場に着いて、我が身のことのように喜んでくれる緑のレーサー。その彼に全く気づきもせずにポチッとケータイのスイッチを無表情に押すのび太くん。まるでいなかったかのようにかき消えるレーサー。

電子の流れに対しては感謝などありえない。そこにあるから使うだけ、という今日のデジタルサービスのありようをこれほど端的に現わしてしまったCMも少ないんじゃないでしょうか。

誰だか知りませんがのび太くんにあの表情(無表情)を演技指導した演出家は、心に闇を抱えてますよね。