仕事の流れでそのままながら視聴してしまいました。

7時半には家を出ないとなのでもはやこちらも持久戦ですが。

どうも決勝トーナメントに入ってからは明らかに守備が鍵になっていて、どこのチームも相手の持ち味をいかに早めに消すか、ということを重視して戦うので、結果(ゴール)が出ないわりに選手の消耗が早い大会だなぁ。そういう意味ではこの大会ほど選手の交代が戦略性を帯びて語られたことはいまだかつてなかったかも。だから監督の采配うんぬんという議論が絶えないんじゃないだろうか。

イタリアはこの試合に関してはそれほど守備的とは言えず、前半から攻めていたのでカモラネージの消耗が早かったなぁ。他にもガットゥーゾなど、普段だと憎らしいほどにタフな選手が後半ばてばてになるのを見るのが日程過密の後半戦っぽいですな。

後半イタリアのディフェンスが明らかに集中力を欠いた局面があり、ドイツがそのチャンスに攻めきれなかったのが最後まで響いたかなぁ。イタリアも攻めの形をシュートで終われず、前線の選手は守備に戻る気力もないので、いくつか決定的なチャンスがあったのですがポドルスキーが決め切れず。

やはりデルピエロが全体の流れを変えたという気分はしますな。リッピ監督、あそこまで投入を我慢したのは延長戦という展開を想定していたんでしょう。ドイツの守備が疲れてきたタイミングでベテラン芸術家の投入、という最高のお膳立て。オドンコルが早めに投入されて延長に入ってからはもう足にきてたのとは対照的でした。

審判的にはかなりホームデシジョンが多かったかな。ドイツの選手には壊し屋タイプが多く、イタリアにはトッティを筆頭にファウルをもらいたがるフェミ男がいるので、どっちもどっちではあるのですが。

スタジアムの雰囲気は最初からドイツ一辺倒で、延長後半の10分までは最終的なドイツの勝利を信じて疑わなかった感じ。まあ、最後にキレのあるゴールがたてつづけに見事に決まったので会場のドイツファンには荒れるスキを与えなかった感じ。演出的には最高のエンディングだったなぁ。

1-0になったところでそこから追いつくのが昔ながらのゲルマン魂っぽいかな、と思ったりすると、やはりクリンスマンの行ったビジネスライクなチーム改革はチームの精神にも影響を与えてるかも、とか思ったりします。