
前作のラストで刑務所に入ったポール(デ・ニーロ)が刑務所の中で命を狙われたことから、精神病を患い、出所してソボル医師(クリスタル)のもとに預けられるという展開で、今回の騒動は始まります。
やや前提条件としては乱暴すぎるかな、とか思ったり、FBIがあえてポールを出所させる狙いが不明確なのですが、まあ、ウェストサイド・ストーリーを歌い踊られちゃもうたまりませんね。
ただ、全体を通じての縦軸はもう一つみえないまま、不確かな足取りで進んでいきます。個別のシーンは結構おかしいのですが、散発的に命を狙われたり、というシーンがあまり効いていないカンジはありました。いろんな職業に挑戦してすぐにぶち切れて転職してしまう、というのが主軸になっていくのかな、と思ったらそうでもないし。ほんとに堅気になろうとする、という話でも結構面白くできたと思いますが。
途中でマフィア映画のコンサルタントを引き受けたあたりからおやおや、と思ったのですが、これがまさか全体を解決する裏技につながるとは。
ただ、やっぱりこれはほんとは手を付けてはいけない裏技、というかもはや犯罪なので、あんまり切れはなかったかな、とも思います。
ソボル医師の父親への思い、というのがあまり本筋に関係なく来てしまったのが全体がまとまらなかった原因かもしれないですね。