
車の追突事故でマフィアの手下と知り合いになった精神科医ソボル(クリスタル)が、マフィア同士の抗争の最中に急に弱気になってしまったボス・ポール(デ・ニーロ)の診療をするようになる、という巻き込まれ型のどたばたです。監督がゴーストバスターズの出演者で「恋はデジャ・ブ」のハロルド・レイミス。コメディのツボを心得たベテランです。
実は父親コンプレックスを持つ、ちょっと頼りないソボルを名医と勘違いするポールの"You!"という芝居はちょっとブームになったらしいです。お笑いコンビの「どーよ」のテルが、デ・ニーロの瞬間物まね芸をやっているのですが、この作品によく出てくる表情は似てます。
多分まきこまれ型のどたばた自体は、まあ普通かな、と思って見ていたのですが、後半に、デ・ニーロの精神不安定の原因にたどり着く、という伏線のはり方は上手だなとおもいました。銃撃の最中にセラピーをやってしまう、というコントラストのおかしさとかもよかったです。
ビリー・クリスタルという人、実はなんとなく食わず嫌いであまり見てなかったのですが、もっと早く見とけばよかったかも。特典映像にはNG集もあって、普段は気難しい人なのかな、と思っていたデ・ニーロが意外なゲラで、笑い出すと止まらなくてNG連発、というのが面白かったです。