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スティーブン・キングの原作映画です。いままで何本見てきたかなぁ。

ジプシーのおばあさんを車で轢いてしまったにもかかわらず、むりやり無罪の評決をもらった弁護士が、ジプシーの呪いでどんどん痩せていく、というお話です。

主演のロバート・バークは、「シンプル・メン」の好演が印象に残っていますが、世間的には「ロボコップの下の人」という印象でしょうかね。結構中肉中背でどちらかというとやせている人なんですが、冒頭ではむりやり太らされていてかなり大変な状況です。

それがどんどんやせていく、というのが映像的な味噌なんですかね。なによりも、アメリカ社会の中でのジプシーに対する扱いというのがほの見える作品です。差別する男も悪いが、それに対する仕返しの表現の仕方もアメリカ的というか、やはりこれはそれだけでも差別的な映画なのかも。

ジプシーが撥ねられる道沿いのショップのおやじ役で原作者スティーブン・キングもゲスト出演しています。

ラストで、人をのろわば穴二つ、的なオチがあるのですが、もうここまで来るとただの狂気に過ぎない、という気もしてきます。逆にこういう白人対ジプシーの対立の構図の中に、勝手気ままに振る舞えるイタリアン・マフィア、という要素があり、そこらへんの位置づけ方はよくわかりませんね。イタリアン・マフィアに脅かされたら呪いを解く、という程度の姿勢なら最初から呪いなんかかけなきゃいいのに。でもジョー・マンテーニャのマフィア姿は面白かったですが。