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引き続きWOWOWで以前録画してあった物の中から、「パルプ・フィクション」を。

全然先入観なしに見たんですが、豪華な顔ぶれですな。とはいってもタランティーノの作品としては2作目で、トラボルタもこの作品で初めて長いトンネルを抜けたのではなかったかな。

オープニングがレストラン(というかコーヒーショップ)の強盗で、最後にそこに帰ってくるまで、その設定をほとんど忘れてました。時系列をばらして見せる、というのが当時は新しかったかどうか。ストーリーテリング上どうしても必要なギミック、という訳ではなさそうです。トータルでオチをつけるためにサミュエル・L・ジャクソン演じるジュールスの改心、というモチーフを最後に持ってきたのだとは思いますが。

レザボア・ドッグスが、ギャングの中の侠気やプロフェッショナリズムというものに焦点を当てたものだとしたら、こちらはもう少しゆるく、その世界に生きる人々の生態を点描したものでしょうか。筋としては他愛もないものがほとんどで、そういう意味でのメッセージ性は何もないのですが、役者の力とカメラワークだけでも十分見れてしまいます。

一番かっこよかったのは、ハーヴェイ・カイテル演じるMr.ウルフでしょうか。他にも、「レザボア・ドッグス」以来の共演になるティム・ロスもいい安っぽい味出してます。ブルース・ウィリスだけはちょっと違うんじゃないかなぁと思ったりしましたが。一人だけ間がもっさりしてるんですよね。この世界の人じゃないというにおいがぷんぷんするというか。