また行ってきました、げんしじん事務所主催のお笑いライブ「雑音フェティッシュ」。23日(金)のプレ・イブですが、果たしてデートで来ていた人はどのくらいいたんでしょうか。はたまたデートで見る内容として適切なのかどうか。

今回のキャストで目立つ名前としてはなんといってもぜんじろうでしょう。ただ、本人が出てきて、「ぜんじろうはどこへ消えたのか」をテーマに、ちょっとした思い出話をしただけで、ネタらしいネタをやってくれなかったのは残念。「自分は消えてない」と言う事を言葉で主張するよりは、ネタの現役ぶりを見せてくれた方が説得力があるんじゃないでしょうか。若手を持ち上げて評論家ぶるよりはその方が見たかった。師匠の上岡龍太郎の思い出話はそれなりに面白くはあったのですが。

その他、ブラックパイナーSOSと三拍子は安定した実力。三拍子は年をとってもこのテンポがキープできたら相当いいところまで行くんじゃないでしょうか。ルックスのいい方がボケで、しかもそのボケが半端でないところ、ちょっと前からお気に入りです。げんしじん事務所の売れっ子タレント、レム色も健在。やや固さが取れて安定成長の時期か。キャンキャンという沖縄出身のコンビもなかなか可能性を感じさせます。沖縄の人だとちょっと妙にのんびりした部分やナイーブな部分が露呈してしまうホームチームのような場合もあるんですが、そういうハンデは感じさせず、むしろボケのスケールが大きいと感じました。

意外によかったのがフレッシュコーナー。しばらく見ないうちにずいぶんレベルアップしてます。規格外のアウトローが減った寂しさも若干はありますが、出てきた芸人さんで全く笑えなかったものはなく、唯一「いけないパラダイス」だけは下品すぎてリアクションに困る感じ。特に若い女の子が多い会場であの下ネタはどうなんでしょう。桜前線もシャッフルもジェニーゴーゴーもよかったですが、湯川☆セイントセイヤもひょっとしたら化けるかも、というレベルまで来てます。コーナー司会のレム色の仕切りもだいぶうまくなってた、というか危険地帯に踏み込まない知恵がついたというか。

げんしじんのコーナーはまた巨大な宇宙が展開。オチが分かっているネタでも面白い、という意味ではこの人の芸はもはや落語のような古典芸能の粋に達しているのかも知れません。

そういえば、清水宏って、あの人なんなんでしょう。ネタをやったわけでもないのに妙に面白かったんですが。