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単純な立方体の中に仕掛けられたさまざまなワナに翻弄される人間の姿をドキュメンタリー的な手法で追っかけた佳作「CUBE」の続編です。最近第3弾も劇場公開されたかしたらしいのですが、もう終わったのかな。

今度も仕立てとして何人かの人間がいきなりここに連れてこられるのは一緒。ただ、映画としての作りはだいぶ違って、前回は低予算なりの知恵と工夫で補っていたビジュアルが、だいぶランクアップして最新のCGで制作されています。その分ワナの性質もレベルアップした、というか、迷宮としてのキューブの性質もかなりいわゆるSF的なギミックになってきたなぁ、という感じです。

さらわれてきた人々はみなすねに傷持つ身、というかよく考えるとここに連れて来られてもしかたない人々らしいです。マッチョな男がだんだんぶっ壊れていくのは前回に似ていますね。他にの夫人が出てきたり、目の見えない少女が出てきたり、というバリエーションは確保しています。この誘拐全体を一つのゲームとしてとらえる若者マックスなんから、パート2の余裕でしょうか。いい味出してます。「これがテレビだったらここで視聴率がちょっと上がる」というのはなかなか楽しいせりふでした。

解かなければならない謎が、前回ほど純粋数学問題ではなかったので、そういう意味での難解さはなかったかな、と思ったり、ワナの描写が分かりやすくなりましたが、その分彼らがどういうロジックで部屋から部屋へ移っているのかは分かりにくくなったり、ただ逃げてるだけに見えるのが物足りなかったり、潜在的な恐怖感というのは薄れたようにも思います。

ただそういうものを補うビジュアルの魅力があるので、パート2にありがちなガッカリを感じる事はありませんでした。

ただ、あのエンディングはどうなんだろ。